警告無視するアシアナ航空、米当局が激怒―米紙

Record China    2013年7月11日(木) 11時20分

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10日、サンフランシスコで事故を起こしたアシアナ航空が公式な発言を勝手に繰り返していることに米事故調査当局が激怒しているという。

2013年7月10日、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、サンフランシスコで事故を起こしたアシアナ航空機に関して米運輸安全委員会(NTSB)が8日に10時間かけてパイロット4人のうち3人に対する事情聴取を行ったが、英語能力に限界があるため事情聴取が順調に進んでいないことが消息筋から明らかになった。中国新聞社が伝えた。

また、事情聴取が進んでいないだけでなく、アシアナ航空がNTSBからの警告を無視してパイロットのレベルなどに関して公式のコメントをしていることが調査をより複雑にしているとNTSBは激怒しているという。過去の事故と同様にNTSBはアシアナ航空に対して了解なく公式な発言をしないよう求めているが、アシアナ航空は事故を起こしたボーイング777型機のエンジンが正常に作動していたか、機内システムの稼働状態や乗組員の状態、人員の育成訓練について公式な発言を繰り返している。

調査官と会話した関係者2人によると、NTSBの責任者は発言を制御できないアシアナ航空に対していらだちを感じているとされるが、NTSB報道官は「情報の公開に関してアシアナ航空と協調している」と述べるにとどめている。消息筋によると、NTSBは今後は通訳の正確さを確保することも含め聴取に誤りがないように進めていくとしている。(翻訳・編集/岡田)

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