Record China 2019年8月30日(金) 14時40分
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「2019バドミントン世界選手権」で好成績を収めた日本勢について、朝鮮日報は「韓国人の朴柱奉監督がいるから今年もバドミントンは日本の天下」と報じた。
スイスのバーゼルで開かれた「2019バドミントン世界選手権」で、日本は桃田賢斗が男子シングルスで連覇するなど、金2・銀3・銅1を獲得した。朝鮮日報は日本の躍進について「韓国人の朴柱奉監督がいるから今年もバドミントンは日本の天下」と報じた。
今年の世界選手権を振り返った記事で朝鮮日報は「日本勢は昨年、中国・南京で行われた世界選手権(金・銀・銅各2)の成果を上回った」と指摘。「これは(2004年の)アテネ五輪直後に就任した日本代表の朴監督が起こした変化だ」と強調した。
1992年のバルセロナ五輪男子ダブルス金メダリストである朴監督は、現役時代に国際大会最多優勝(72回)でギネスブックに名前が載った「レジェンド」だ。同監督が指揮を執るまで五輪でのメダルが一つもなかった日本は、その後2回の五輪で金・銀・銅を取り、2014年にはトマス杯(男子団体選手権)優勝トロフィーも初めて手にした。
同紙によると、日本のメディア関係者は「朴監督の『バードジャパン(シャトルが羽で作られていることにちなんだバドミントン日本代表の愛称)』は来年、東京で羽ばたくでしょう。5、6個のメダルを期待しています」と語った。記事は「日本のメディアでは監督のことをよく『神様』と呼ぶ。バドミントンの神という意味だ」とも伝えた。
大会後、朴監督は「今回の世界選手権は五輪の前哨戦なので、どの国も死活を懸けてやってきたが、結果が良くて幸いでした」と言及。「システムの確立こそ日本のバドミントンが強くなった秘訣(ひけつ)だ。日本は常設チーム制度を導入、代表60人をAチームとBチームに分けて担当コーチを置いて運営している。2007年に選手村ができて安定した合宿運営ができていることが大きな助けになっている。バドミントンは五輪集中育成種目に採択され、国の全面的な支援が続いている」とも説明した。
日韓関係が行き詰まっている中、朴監督も心配からニュースを見る時間が増えている。監督は「韓国で指導者生活をしたいという気持ちは常にありますが、タイミングがうまく合わず、戻れませんでした。今は政治とは別に、日本の監督として東京五輪に集中しています。私はプロフェッショナルですから」と語ったという。(編集/日向)
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