公共場所に監視カメラ20万台設置―広東省広州市

Record China    2007年4月20日(金) 12時38分

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第101回広州交易会に訪れた外国人でにぎわう広州市内の街角のようす。犯罪抑止のため、公共の場所や車内に監視カメラを年内に20万台設置する。

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2007年4月19日、広東省広州市の「公共の安全監視システム管理規定」が5月1日より実施されることが明らかになった。規定では、空港、港湾、駅、バスターミナルなど公共の場所や交通の要衝に監視カメラを設置、また車内にも設置するよう定めた。市内のバスにはすでに1400台の監視カメラが設置済みだが、今後20万台に増やす計画だ。

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さらに設置場所にはカメラ設置を明らかにする標識を掲げることや、プライバシーを侵害する場所、たとえばトイレや浴室、更衣室、ホテルの客室などに設けてはならないことも盛り込んだ。

撮影画像は録画され、必要に応じて資料として採用される。カメラの設置により、バスや電車内で横行するスリには一定の抑止力が働いているといわれるが、リアルタイムの監視ではないため、たとえば犯罪行為が撮影されたとしても警察がすぐに動き出すものではない。またプライバシーにかかわる映像が流出・乱用される可能性もないとは言えず、設置に疑問の声も上がっている。(翻訳編集・WF)

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