フィリピン人麻薬密輸犯、アキノ大統領の嘆願届かず死刑執行―フィリピンメディア

Record China    2013年7月4日(木) 15時30分

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3日、フィリピンメディアによると、同国外交部は会見で、麻薬の密輸で中国当局に逮捕されていたフィリピン人女性は、同日午前に死刑が執行されたと発表した。資料写真。

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2013年7月3日、フィリピンメディアによると、同国外交部は会見で、麻薬の密輸で中国当局に逮捕されていたフィリピン人女性は、同日午前に死刑が執行されたと発表した。環球時報が伝えた。

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フィリピンメディアは「同麻薬密輸犯に関して、アキノ大統領が中国に対し死刑を無期懲役に減刑するよう嘆願したが、結局のその願いは聞き入れられなかった」と報道。フィリピン人女性は2011年1月にヘロイン6kgを中国に持ち込もうとして逮捕された。

一方、仏AFP通信は、「フィリピンの人口約1億人のうち、10分の1が海外で出稼ぎしている。多くの人は出稼ぎ先で劣悪な待遇を受けている。麻薬販売組織は時として彼ら出稼ぎ労働者を利用して麻薬を密輸する。今回死刑が執行された女性は、2011年3月以来中国で死刑執行された5人目のフィリピン人麻薬密売者だ」と伝えた。(翻訳・編集/内山)

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