2013年7月2日、米ブルームバーグは、空室が埋まらず苦しむ中国のショッピングセンターがザラやH＆Mなどのブランドに無料でスペースを貸していると報じた。

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中国ではショッピングセンターの新設が盛んだ。統計によると、世界では現在3200万平方メートルものショッピングセンターが建設されているが、その半数は中国に集中しているという。

しかし問題はショッピングセンターに誘致するテナントだ。来年には地方都市のショッピングセンターの空きテナント率は30％に達するとの予測もある。現在でもテナントの誘致ができずオープンを延期したケースもあるという。

そこで集客力のあるブランドに入居してもらおうと、さまざまな優遇措置が打ち出されている。高級ブランド店を賃料ゼロで誘致するケースは今までもあったが、現在ではザラやH＆Mなど大衆的なブランドにもそうした優遇措置が提示されるケースがあるという。（翻訳・編集/KT）