Record China 2013年7月1日(月) 21時41分
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27日に中国を訪問した韓国の朴槿恵大統領は、就任後第2の外遊先として選んだ中国で首脳会談を実現し、29日には流ちょうな中国語を駆使して演説を行うなど、中韓関係の緊密化に大きな一歩を進めた。写真は2006年11月、山東省煙台市で。
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2013年6月27日に中国を訪問した韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、就任後第2の外遊先として選んだ中国で首脳会談を実現し、29日には流ちょうな中国語を駆使して演説を行うなど、中韓関係の緊密化に大きな一歩を進めた。
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29日、朴大統領は北京市内の名門大学・清華大学で演説を行った。中国の各主要媒体がトップニュースで扱ったこの演説は、全20分間のうち、冒頭と末尾の計4分間を中国語で行ったもの。中国側からはたいへんな好意をもって受け入れられたようだ。
中国共産党系の新聞・環球時報(電子版)は同日付でアンケートを実施。「朴大統領の中国語演説を聞いて、韓国への好感度は増しましたか?」と問いかけ、1日午後5時時点で1万8825人の回答を集めている。うち、87%にあたる1万6428人が「はい」、残り13%にあたる2397人が「いいえ」と回答した。以下は回答の理由にあたる具体的な意見。
■「好感度が増した」人の理由
「プライドが満たされる。朴大統領は控えな人物だ」
「朴大統領には親しみがわく。笑顔を絶やさないし、気に入った」
「中国人は自分が尊重されれば、それを相手に二倍にして返します。それが中華民族です」
「中韓がもっと緊密になり、韓国から中国に社会・経済・文化面での経験を共有してもらうとともに、民主化への道も示してほしい。これが、中国が最も求めるものだ」
■「好感度は増さない」人の理由
「(中国語演説は)単に、自国の利益のためにしたことだよ」
「たった一度や二度の演説で中韓関係が変わるか?確かにこのところ緊密化してきたのは良いことだけれど、両国関係にはいまだ多くの問題も存在する」
「中国語で話したってだけのことだろ?外国の首脳がちょっぴり中国語を話してくれたってことだけでどうしてこんなに興奮するの?どんな国の人が英語圏の国に行って英語を話したって、誰も何とも思わないだろ?」
「朴大統領は確かに各国ともうまくやっていけるよきリーダーかもしれない。中国語の演説には、確かに親しみが湧いた。でも、韓国という国への好感度を増すには、韓国の国民全体を見なければ。在中国の韓国企業がローカルワーカーにどんな待遇をしているか、韓国からの出稼ぎ芸能人が中国で何をしているか、中韓の間で常にどんなことが起こっていると報道されているか、そういうのも見なければ」
「もうこういう手には騙されない。中国語で話そうが、中国の民族衣装を着ようが、自国の利益に抵触することがあれば、彼ら(諸外国)はためらうことなくその牙をむくさ」(翻訳・編集/愛玉)
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