もしみんなが中国を見誤っていたとしたら…―米メディア

Record China    2019年8月24日(土) 8時20分

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22日、環球時報は、米ブルームバーグの20日付の「もしみんなが中国を見誤っていたとしたら…」と題する文章を引用して伝えた。写真は上海南駅。

2019年8月22日、環球時報は、米ブルームバーグの20日付の「もしみんなが中国を見誤っていたとしたら…」と題する文章を引用して伝えた。

記事は、「これまで世界は中国に対して枚挙にいとまがないほど予測違いをしてきた」とし、「2001年のWTO加盟時に多くの人が中国が『自由化』を実現すると考えたが、その予測は誤りだった。また、2010年前後には中国経済崩壊論が出たが、これも現実に発生しなかった」と紹介した。

さらに、「1979年以前には中国が世界で最大、最長の経済成長を実現すると考えた人はほとんどおらず、さらに前で言えば中国ほどの大国がアヘン戦争に負けて香港を割譲するなど誰も予測しなかった」としている。

そのうえで「現代中国は人類が作り上げた、最も尋常ではない、最も想定外な社会の一つだ。世界にそのテンプレートはなく、歴史上にも参照可能なデータや史実は存在しない」と論じた。

一方で、「西洋人は往々にして中国や中国人に対して浅はかな考え方を抱き、大雑把な観察しかしない」と指摘。「パクリしかできないと言われていた中国が、今や小売決済分野で米国を超え、量子コンピューターやバイオ技術で世界をリードしている」とした。

そして、「中国は世界のあらゆる主要文明同様、巨大かつ複雑で理解することが難しい存在だ。われわれは、人類が現在直面している現実に適応できてこそ、未来はより良い方向に発展するのだということを忘れてはいけない」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻

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