Record China 2013年6月27日(木) 18時0分
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24日、鳩山由紀夫元首相が香港のテレビ局の取材に応じた際、尖閣諸島について中国の主張する領有権を擁護するような発言をしたことが問題となっている。写真は2013年1月、中国・江蘇省南京市を訪問した鳩山元首相。
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2013年6月24日、鳩山由紀夫元首相が香港のテレビ局・フェニックステレビの取材に応じた際、尖閣諸島について中国の主張する領有権を擁護するような発言をしたことが問題となっている。
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24日に収録された問題の発言は、「なぜ、尖閣諸島を『係争地』と考えているのか?」との現地記者の質問に対して応じたもの。これに対して鳩山氏は、「中国側から見れば、(尖閣は)日本が盗んだと思っても仕方がない」などと話したという(※なお、日本政府の見解は「尖閣問題の領有問題はそもそもが『存在しない』」というものである)。鳩山氏は後に、これを「言っていない」などと否定しているが、中国では「日本が盗んだ」との発言がすでに独り歩きしている状況だ。
これについて、中国共産党系機関誌・環球時報(電子版)は26日付でアンケートを実施。「鳩山元首相の発言は、日本にとって影響はあるか?」との質問を投げかけた。27日午後3時30分時点で8696人の回答を集め、うち32%にあたる2811人が「ある」、68%にあたる5885人が「ない」と回答している。以下、回答欄に寄せられた具体的な意見。
「日本人としては貴重な発言だ」
「右翼勢力の台頭する現在の日本でこうした正論を言うとは殊勝だね」
「影響はあっても限定的だろうね」
「個人の主張なんて大きな意味はないだろう」
「表舞台での発言でもあるまいし、何の力も持っていないさ」
「右派勢力の強大な現在の日本では、何の影響力もないだろうね。アメリカ様の言い分だけが物を言うのだろうよ」
「日本は米国の植民地と化しているから、米国が推して認めた首相しか実際の影響力は持たないよ」(翻訳・編集/愛玉)
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