インドからアフリカ、ヨーロッパまで、中国自動車メーカーの海外進出は「破竹の勢い」―米紙

Record China    2019年8月14日(水) 7時20分

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13日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルはこのほど、「中国の自動車メーカーは数十億ドルを投資して、インドからアフリカ、ヨーロッパに至るまで、海外市場に足場を確立している」と報じた。資料写真。

2019年8月13日、中国のニュースサイトの参考消息網は、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がこのほど、「中国の自動車メーカーは数十億ドルを投資して、インドからアフリカ、ヨーロッパに至るまで、海外市場に足場を確立している」と報じていることを紹介した。

それによると、WSJの記事はまず、中国の自動車メーカーについて「かつては海外で車を販売するのに苦労していた。だが今では、生産している車は大幅に改善されており、品質面で外国のライバルに匹敵し、価格面でライバルをしのいでいる」とした。

そして、中国の自動車メーカーの海外進出の例として、上海汽車集団がインドで6月から予約受注を開始したスポーツ型多用途車(SUV)「MG Hector」2万1000台が、当初の6カ月以内に完売する見込みに反し、わずか4週間で完売したことを伝えた。

また、上海汽車が過去2年間にインドネシアとタイに工場を建設し、東南アジア地域全体に輸出する計画を立て、2025年までに年間100万台の海外販売を目指していること、長城汽車の初の海外工場であるロシア工場が今年6月に稼働を開始したこと、北京汽車の南アフリカ工場では昨年から製造が始まり、工場への7億7200万ドルの投資額は中国企業によるアフリカへの投資として現時点で最大規模であることなども伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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