Record China 2013年6月25日(火) 13時0分
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22日、中国の作家・張沢佳さんはブログで、「中国人は台頭する間にあまりに多くの恨みを買ってしまった」と指摘し、中国人の愛国心に苦言を呈した。資料写真。
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2013年6月22日、作家の張沢佳(ジャン・ザージア)さんはブログで、「中国人は台頭する間にあまりに多くの恨みを買ってしまった」と指摘し、中国人の“愛国心”に苦言を呈した。
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張さんのある同級生は、近隣の国々との間で外交問題が生じるたびに、「中国の軍艦や戦闘機でこういう国を征服してしまえばいい、中国人民解放軍は世界最強の軍隊なのだから」というような話ばかりをしていたという。
また、別の同級生は海外企業の広告を見るたびに恨みがましく「こういう欧米の物が中国文化を脅かすのが一番イヤだ」と語っていたそうだ。張さんは「どうしてそんなに欧米の文化と中国の文化を分け隔てる必要があるのだろう。同じ人間なのだから、そんなに違いがあるとは思えない」と話したことを振り返る。
張さんは「自分たち中国人は文化について特別な見方を持っているらしく、欧米の文化と中国の文化を区別したがる」とし、中国の歴史教科書は中華民族の悲惨な過去ばかりを強調していて、人類の権利抗争の歴史を見落としていると指摘した。
中国人の台頭が各所で深い恨みと憎しみを生んでいるのは「中国人はもう簡単には馬鹿にされない」ということを外国人に強調しすぎているためか、あるいは「中国は強くなったのだから、今度はお前たちを馬鹿にしてやる」という気持ちがあるからではないかとし、「愛国にも寛容さが必要だ」と苦言を呈している。(翻訳・編集/岡田)
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