中韓国交正常化以来の対中輸出額、1兆ドルの大台を突破―韓国

Record China    2013年6月25日(火) 9時38分

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24日、1992年の中韓国交正常化から今年4月までの対中輸出額が1兆41億ドルとなり、1兆ドルの大台を突破したことが分かった。資料写真。

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2013年6月24日、韓国の聯合ニュースによると、韓国の経済団体・全国経済人連合会(全経連)は1992年の中韓国交正常化から今年4月までの対中輸出額が1兆41億ドル(約99兆円)となり、1兆ドルの大台を突破したことを明らかにした。1965年の日韓国交正常化以降における輸出総額1兆21億ドルを上回ったことになる。中国新聞社が伝えた。

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韓国から中国への最大の輸出品は半導体(1006億8300万ドル)。以下、薄型パネル・センサー(898億1800万ドル)、石油製品(686億3000万ドル)、無線通信機器(492億7200万ドル)、繊維品(484億8700万ドル)が続く。

一方、中国からの輸入額は累計6969億ドルに達した。最大の輸入品はコンピュータ(471億ドル5300万ドル)。半導体(443億1300万ドル)と薄型パネル・センサー(240億2500万ドル)が2位と5位を占めたほか、鋼板(386億3500万ドル)と衣類品(335億5500万ドル)が輸入品に大きな割合を占めた

国交正常化以来、韓国の対中輸出黒字は累計3445億7000万ドルに達した。対中投資規模は565億ドルに達するが、これは中国の対韓投資規模の12倍を超える。また、中国を訪れた韓国人は累計3986万5417人なのに対し、韓国を訪れた中国人は1617万424人となっている。観光収支は1998年から毎年赤字で、2012年には赤字額が累計110億ドルとなった。

全経連によると、近年中国は単純加工産業から内需中心に貿易構造を変えているが、韓国は加工貿易の比率が70%にものぼっており、対中輸出で生み出される付加価値は輸出額全体の30%を下回っている。全経連の責任者は、韓国は加工貿易中心の輸出構造を内需とサービス中心の構造に転換するなど、中国市場に進出するための戦略を確立する必要があると指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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