Record China 2019年8月6日(火) 21時20分
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2日、中国広東省仏山市の仏山テレビ局は「少年らによる胸が痛くなるようなバイク事故が発生した」と報じた。資料写真。
中国広東省仏山市の仏山テレビ局は2日、「夏休みに入って多くの若者がバイクで出掛けるようになったが、少年らによる胸が痛くなるようなバイク事故が発生した」と報じた。
記事によると、7月26日午前4時38分ごろ、仏山市順徳の容桂街道の交差点で、ナンバープレートを付けていないバイクが信号無視で直進し、左折してきた自動車と衝突。バイクの前部分が自動車に押しつぶされ、乗っていた少年らが地面に投げ出された。
バイクは18歳の少年が運転し、後部座席には定員を超える2人(16歳と29歳)が乗っていたが、事故当時は3人ともヘルメットを装着していなかった。この事故で後部座席に乗っていた2人のうち1人は手術で脚を切断し、もう1人も深刻な容体という。運転手の少年はバイクの運転免許を取得しておらず、さらに事故直後に血中から基準値を超える濃度のアルコールが検出されたことが分かった。
記事は、「教習を受けた経験がないと交通安全に関する意識も不十分で、問題が発生しても正しい判断や対処ができずに事故や悲劇につながるリスクが高まる」と指摘。「スリルのある運転は若者の目には魅力的に映るかもしれないが、騒音が周りの迷惑になるだけでなく、危険をもたらす恐れもある」「仏山市だけでも2018年以降、265件のバイクによる死亡事故が起きている。死亡した273人のうち、約8割がヘルメットを装着していなかった」などと説明した上で、さまざまなバイク事故の実例や違反時の罰則などを紹介して注意喚起した。(翻訳・編集/岩谷)
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