車のタイヤから213個の熊の手、中国での密輸価格はロシアの10倍超―内モンゴル自治区

Record China    2013年6月19日(水) 0時54分

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17日、中国・内モンゴル自治区フルンボイル市満州里の税関には押収された213個の熊の手が保管されていた。熊の手は先月22日、ロシアから中国に入国した車両のタイヤに隠されていたもの。

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2013年6月17日、中国・内モンゴル自治区フルンボイル市満州里の税関には押収された213個の熊の手が保管されていた。東方網が伝えた。

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熊の手は先月22日、ロシアから中国に入国した車両のタイヤに隠されていたもので、予備タイヤ含む5本のタイヤの中には大小さまざまな物があり、血痕がついているものもあった。同案件は、税関が取り締まった密輸事件の中で、全国最大の押収数量だった

満州里では毎年冬季になると野生動物の密輸の取り締まりを強化する。熊の手は毎年20個余り押収されるが、今回の様な数量は初めてだという。満州里税関の責任者は、「かつて密輸組織は保存のことを考え冬季に熊の手を密輸することが多かったが、今回は5月末だ。今回の案件はこれまでの通例を逆手にとって税関を欺こうとしたのだろう」と分析している。

熊の手はロシアで1kgあたり2000ルーブル(約6000円)ほどだが、中国では5000〜6000元(約7万7000〜9万2000円)とロシアの10倍以上で取引される。今回密輸を行ったロシア籍の2人は身柄を拘束され、更なる調査が進められている。(翻訳・編集/内山)

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