機密漏洩のスノーデン氏、FBIが本格捜査「訴追にあらゆる措置」―海外メディア

Record China    2013年6月15日(土) 15時30分

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15日、環球時報は米国情報機関がネット上などの個人情報を極秘に収集していた機密を暴露したCIA元職員エドワード・スノーデン氏に関する各国メディアの報道を伝えた。資料写真。

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2013年6月15日、環球時報米国情報機関がネット上などの個人情報を極秘に収集していた機密を暴露したCIA元職員エドワード・スノーデン氏に関する各国メディアの報道を伝えた。

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米連邦捜査局(FBI)のモラー長官は13日、スノーデン氏の訴追に向けて、必要なあらゆる措置を講じていると語った。これに対し、ラジオ・フランス・アンテルナショナルは、「モラー長官の言葉は米国政府がスノーデン氏をすでに容疑者とみなして“指名手配”したことを表している」と報道した。

米紙ニューヨーク・タイムズは「スノーデン氏が滞在しているとみられている香港から米国への身柄引き渡し条件を満足させるため、両地の検察官が機密漏洩罪を含めた数十項目の罪状を特定している」とし、ドイツ紙ディ・ヴェルトは「米国史上最大の機密漏洩者の1人であるスノーデン氏の引き渡しに向けて、米国政府は全力を注ぐだろう」と伝えている。

スノーデン氏に単独インタビューを行った香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは14日、「スノーデン氏はハッキングの対象に関する情報が記載してあるというデータの一部を同紙に提示した。そのデータには香港のコンピューターへのハッキング成功率は75%と示されていた」と報じた。

また、米国情報機関がインターネット上の記録や電話通信記録など広範囲にわたる個人情報を収集・監視していた問題について、英紙・インデペンデントは「アメリカ国家安全保障局のアレクサンダー長官は『米国の監視プログラム計画が明らかにされたことによって、米国は2週間前に比べて安全ではなくなっている』と語った」と報道。

ドイツのあるテレビ局は「スノーデン氏の事件は米国を分断した。英雄なのか、裏切り者なのかについては、米国人もまだ結論に至っていないようだ」と評論している。(翻訳・編集/HA)

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