4年で2倍以上!中国人観光客が急増、航空会社が路線新設・増便で対応―韓国

Record China    2013年6月16日(日) 12時7分

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14日、韓国を訪れる中国人観光客の急増に伴って、韓国の航空会社が中国路線の新設や増便を計画している。写真はソウルの南大門市場。

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2013年6月14日、韓国紙・朝鮮日報によると、韓国を訪れる中国人観光客の急増に伴って、韓国の航空会社が中国路線の新設や増便を計画している。中国新聞社が伝えた。

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韓国を訪れる外国人で最も多いのは、これまでは一貫して日本人だった。昨年の日本人の訪韓人数は延べ333万人を記録しており、中国人(延べ220万人)を100万人以上上回っていた。しかし、中国人観光客の増加や円安による日本人観光客の減少によって、今年は史上初めて中国人観光客の数が日本人観光客の数を上回る可能性が出てきた。

これまでは、韓国を訪れる日本人観光客の数は毎年増加していたものの、日本人観光客が外国人観光客全体に占める割合は09年の42.5%から12年の34.1%へと徐々に減少してきた。一方で、中国人観光客の数は、09年には97万人だったのが12年には220万人へと、2倍以上に増加している。

さらに今年はこれまでに見られなかった傾向が現れている。今年1〜4月の日本人観光客の数は87万人で、前年同期比23.5%減と大幅に減少している。一方、中国人観光客の数は同54%増の86万8000人で、その差はわずか2000人に迫っており、メーデーの休暇を含んだ5月の集計が明らかになれば、逆転する可能性が高い。

中国人観光客の訪問先で特に目立つのは、50万ドル以上の投資によって最終的に永住権を与える不動産投資移民制度を導入している済州島で、今年4月の訪問人数は8万4180人となっており、日本人(8946人)の10倍近くを記録している。

こうした状況に対し、韓国の各航空会社は韓国と中国各都市を結ぶ路線を増便したり、新たな路線開設によって利用客獲得を目指している。大韓航空は韓国・釜山と中国・南京を結ぶ週4便の路線を7月から開設し、さらに済州島−広州成都などを結ぶ不定期路線を運行する計画だ。また、中国22都市で31路線を運行しているアシアナ航空は、今年に入ってから4月までに中国路線を前年同期比で13%増加させており、仁川−成都、大連などの路線を週3〜10便増やしている。(翻訳・編集/HA)

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