南北会談中止は「金第1書記の即興による決定」―シンガポール紙

Record China    2013年6月14日(金) 20時30分

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14日、中止となった南北当局者会談について、韓国の世論は「北朝鮮は会談に対して誠意がなく、中国の顔色をうかがって開催を提案した」ととらえている。写真は北朝鮮問題を伝える中国誌。

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2013年6月14日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、北朝鮮は13日、中止となった南北当局者会談について「韓国の挑発的な妄動が原因だ」と非難し、「われわれはまったく未練がない」と主張した。これに対し、韓国の世論は「北朝鮮は会談に対して誠意がなく、中国の顔色をうかがって開催を提案した」ととらえている。

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韓国の専門家の1人は「北朝鮮は韓国側の要求(ソウル開催、閣僚級)を受け入れたが、韓国側は北朝鮮が提示した議題を拒否した。さらに、首席代表のレベルをめぐる対立が発生。北朝鮮はより多くのカードを得る機会を見失い、あのような状況になった」と説明した。

また、韓国にある北朝鮮民主化団体が運営するインターネットのニュースサイト・デイリーNKは、「金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は父の金正日(キム・ジョンイル)総書記同様、非常に自尊心が強い。今回の会談提案で北朝鮮は中国のメンツを立てたものの、開催は取り消した。恐らく金第1書記の即興による決定だろう」と伝えた。(翻訳・編集/AA)

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