四川省で2例目、野鳥「シロスキハシコウ」は迷子?それとも環境がお気に入り?―中国

Record China    2013年6月14日(金) 16時32分

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12日、中国・四川省宜賓市で、中国では珍しい鳥、シロスキハシコウが目撃された。数日前、カメラ愛好家が野鳥を撮影していたとき、見たこともない鳥を見つけ、カメラに収めた。その後その野鳥はシロスキハシコウであることが判明した。

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2013年6月12日、中国・四川省宜賓市で、中国では珍しい鳥、シロスキハシコウが目撃された。数日前、カメラ愛好家が野鳥を撮影していたとき、見たこともない鳥を見つけ、カメラに収めた。その後専門家に確認したところ、中国では非常に珍しいシロスキハシコウであることが判明した。同市でこの鳥が目撃されるのは今回が初めて。宜賓日報が伝えた。

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シロスキハシコウはインドや東南アジアに生息しており、中国では2006年に雲南省で初めて確認された。近年では貴州省でも目撃されている。さらに2013年5月には四川省涼山イ族自治州で2羽が確認され、同省初となった。

専門家によると、シロスキハシコウは中国東部に生息するコウノトリと間違えられやすいが、シロスキハシコウは羽を広げた状態で全長が約80cmで、コウノトリよりも体が小さい。さらに、くちばしを閉じたときに隙間があるのが特徴。

恐らく群からはぐれたものと思われるが、同市の気候や良質な水質、豊富なエサがシロスキハシコウを呼び寄せた可能性もあるという。「将来この地がシロスキハシコウの新たな楽園になることを願う」と専門家は語った。(翻訳・編集/内山

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