日本の中国人差別、一部中国人の素行の悪さが影響、「日本も反省すべき」―在日中国人

Record China    2013年6月12日(水) 12時27分

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12日、華字紙・日本新華僑報(電子版)はこのほど、日本で差別を受けた中国人の体験談を紹介した。写真は日本・東京。

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2013年6月12日、華字紙・日本新華僑報(電子版)はこのほど、日本で差別を受けた中国人の体験談を紹介した。

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日米のハーフを夫に持つ米国在住の中国人女性は、過去に2度日本に訪れたことがあったが、いずれも短期滞在だった。3度目は夫と共に来日し、しばらく滞在するため東京で住宅を借りることにした。夫婦が気に入った物件があったが、日本人の大家は妻が中国人だという理由で彼らの入居を拒否した。

女性はこのことを日本に住む中国人の友人に相談した。友人は彼女の「日本では同じようなことがよく起きるのか?」という問いに、「妻が中国人という理由で入居を断ることは極めて少ない。一方で、借主本人が中国人の場合は断られることはしばしばある」と説明。

女性は驚いた様子で、「日本ではこのようなあからさまな差別が許されるの?」と聞いたが、友人は「米国も黒人に対して差別しているとメディアが伝えているけど、それは?」と聞き返した。

女性は、「確かに米国にも差別はある。でも米国社会は差別をなくすために努力を惜しまず、実際差別も改善されてきている。日本の様なあからさまな差別は米国社会では受け入れられない」と語った。

女性の友人は「日本での中国人差別は、日本人が中国人に抱く偏見が関係している。一方で、一部の中国人が家賃を滞納し、そのまま姿をくらますといったケースもある。素行が悪い一部の中国人により、中国人全体のイメージが悪くなっている。これが日本人の大家が中国人に部屋を貸したがらない原因の1つ」と話した。

米国在住の中国人女性によれば、「米国では収入や職業の証明を提出すればどこの国の人でも部屋を借りることができる。日本のようなあからさまな差別が米国で起きた場合、訴訟を起こすことができる」と説明した。

女性の話を聞いた友人は、「日本社会は、誰かに品行を改善するよう求めると同時に、自身の行いも見直してみるべきなのかもしれない」と発言した。(翻訳・編集/内山)

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