2013年6月8日、香港・大公報によると、就職時に比較的有利な学歴となるため、香港での高等教育を希望する中国国内の学生が増加している。中国新聞網が伝えた。

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近年、多くの香港企業がビジネスの重点を中国国内にシフトしてきている。雇用主たちは、新ビジネスの開拓にとって、香港で高等教育を受けると同時に中国国内で生活した経験がある学生が役立つと考えている。そのため、就職活動において比較的有利となる香港の大学は中国国内の受験生の憧れの的となっている。

また香港は外国に比べると中国国内との文化の差が小さく、保護者も香港の大学を好むという。ある保護者は「重要なのは、香港の大学教育は東洋と西洋の特色を同時に持ち、教育環境が良いということ。国際都市にもかかわらず治安も比較的良いし、習慣も似ているので慣れるのも早い」と語る。さらに香港特別行政区政府は11年から在留規則を緩和しており、卒業生には無条件で1年間の居留許可を与え、就業できれば引き続き香港に留まることができる。これらの政策も香港の教育機関の人気に一役かっている。（翻訳・編集/YM）