中国人観光客は「歩く財布」、米国での消費額No1に―中国メディア

Record China    2013年6月10日(月) 0時27分

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8日、昨年、米国での消費額が各国で最も多かった中国人観光客を、米国旅行業協会の会長は「歩く財布」と呼び、その購買意欲に強い関心を示した。写真はニューヨークのタイムズスクエア。

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2013年6月8日、中国の人民網は、米国での消費額が昨年各国の観光客のなかで最も多かった中国人観光客を、米国の旅行業界トップが「歩く財布」と呼んでいると伝えた。

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昨年1年間で米国を訪れた中国人観光客は110万人で世界最多であり、1人当たりの観光消費額も約7000ドル(約68万円)で各国のなかで1位となっている。調査によると、中国人観光客の半数以上が訪米目的を「ショッピング」と答えており、「ショッピングしたい都市」にニューヨーク、ロサンゼルス、ラスベガスを挙げている。

中国人観光客は有名ブランドの洋服や靴、バッグなどを好むが、現地の不動産物件に興味を抱く観光客も。ニューヨークのフィフス・アヴェニューのアルマーニ旗艦店の話では、ここ数年、中国人観光客の勢いは凄まじく、同店の販売総額の3分の1が彼らで占められているという。

全米旅行産業協会(TIA)のロジャー・ダウ会長は「中国人観光客は『歩く財布』だ。誰もが最後にはスーツケースに米国で買った物を詰め込んで帰国していく」と話す。また米メディアは「中国人観光客は宿泊費や食費を削ってでもブランド品を買おうとする」と指摘している。(翻訳・編集/本郷)

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