<米中首脳会談>“腹の探り合い”の旅にとどまる=実質的な突破はないとの予想―仏メディア

Record China    2013年6月8日(土) 14時49分

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7日、RFI中国語版は記事「米中首脳会談は“腹の探り合い”の旅との指摘」を掲載した。習近平主席とオバマ大統領による初の米中首脳会談は大きな突破はなく、個人的な関係を深めるものにとどまると専門家は予測している。資料写真。

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2013年6月7日、RFI中国語版は記事「米中首脳会談は“腹の探り合い”の旅との指摘」を掲載した。

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習近平(シー・ジンピン)国家主席が米国カリフォルニア州を訪問、オバマ米大統領と初の米中首脳会談に臨んだ。中国側は、習近平主席の提唱する「新型大国関係」について米国と議論したい意向だ。崔天凱(ツイ・ティエンカイ)駐米国中国大使は「新型大国関係」の構築がテーマとなると発言。新華社は「新型大国関係」を江沢民(ジアン・ザーミン)元国家主席が提唱した「同盟を結ばず、対抗せず、第三国を対象とせず」という原則が、習主席の「新型大国関係」の由来だと報じている。

一方、米国はアジア太平洋の領土紛争、サイバー安全、経済、北朝鮮など具体的議題について議論したいと考えている。米メディアは、首脳会談の内容について米中は7時間にわたり非公式な事前対話を行ったとの消息筋の発言を伝えている。

米中首脳会談がどのような成果を上げられるかについて、北京、香港の専門家は、朝鮮半島、尖閣問題、イランなどの問題で一致することはないと口をそろえる。今回は“腹の探り合い”の旅にとどまり、互いの立場や考えを知り個人的な関係を深める機会になると指摘している。(翻訳・編集/KT)

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