「中国保有の核兵器は完全に自衛目的」、核保有数微増の指摘に反論―中国外交部

Record China    2013年6月4日(火) 11時49分

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3日、SIPRIの最新の報告書が「現在の中国の核兵器保有数が2012年から微増している」と指摘したことについて、中国外交部は、「完全に自衛目的のもの」と説明した。写真は2009年10月、建国60周年式典で閲兵式に参加した中国人民解放軍核武器方隊。

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2013年6月3日、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の最新の報告書が「現在の中国の核兵器保有数が2012年から微増している」と指摘したことについて、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は、「完全に自衛目的のものであり、いかなる国家に脅威を与えるものではない」と説明した。国際オンラインの報道。

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「中国の限りある核戦力について、不要な憶測は避けていただきたい。最大の核兵器備蓄を保有する国家こそ、核軍縮に対して特殊かつ優先的責任を持つものと考える」。そう反駁した洪報道官は、「中国がこれまで一貫して積極的に、核実験の全面禁止と核兵器の完全廃絶を呼びかけてきたと主張。核保有国の中で最も開かれた核戦略を心がけているのも中国だ」と強調した。

いかなる時、いかなる状況においても、核兵器の使用を優先させない原則を順守し、非核保有国に対して絶対的にこれを使用しないこと、他国に核兵器を配備しないこと、いかなる核武装競争に参加しないこと、国家安全を守る最低限のレベルに核戦力を抑制すること。中国の核関連政策について、洪報道官は以上のように説明した。

ストックホルム国際平和研究所の最新報告は、米国ロシアなどの核軍縮傾向に反して中国の核兵器保有数が微増しており、アジアでの軍拡競争拡大のおそれがあると指摘している。(翻訳・編集/愛玉)

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