Record China 2013年6月6日(木) 10時5分
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3日、ジャン・ジャック・アノー監督の中仏合作映画「狼図騰」のクランクインが、危険を伴う撮影という話題も後押しして米メディアに大きく取り上げられている。写真はウィリアム・フォン。
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2013年6月3日、ジャン・ジャック・アノー監督の中仏合作映画「狼図騰」のクランクインが、危険を伴う撮影という話題も後押しして、米メディアに大きく取り上げられている。新浪網が伝えた。
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「愛人/ラマン」や「セブン・イヤーズ・イン・チベット」などで知られるジャン・ジャック・アノー監督の最新作。中国人作家・姜戎(ジャン・ロン)による自伝的小説「神なるオオカミ」(中国語タイトル:狼図騰)の映像化に挑む。文化大革命の時期、北京から内モンゴルにやってきた青年が、モンゴル族とオオカミの神秘的な関係に魅了され、タブーの世界にのめり込んでゆくという内容だ。製作費は7億元(約114億円)で、すでに内モンゴル自治区でクランクインし、2014年末の公開が予定されている。
7年前から撮影の準備が進められてきた。撮影に使うオオカミは、2年前から内モンゴルで飼育して臨んだという。主演の中国人俳優ウィリアム・フォン(馮紹峰)も、早い段階からオオカミや現地の動物と一緒に生活している。野生動物を使った過酷な自然環境での撮影だけに、アノー監督本人も「撮影は毎日、危険と隣り合わせ」と語るほどだ。米エンタメ週刊誌ハリウッド・リポーターをはじめ、CBSのマーケットウォッチ、Yahoo!など200社を超える米メディアがこれを取り上げ、「衝撃作がいよいよ始動」と大きく報道している。
デビュー以来、すでに60作品を超える映画やドラマに出演しているウィリアム・フォンは、中国映画界を代表する若手俳優の1人。「狼図騰」については、「叙事詩のような作品」と話している。これまで時代劇の英雄からラブコメまで数多くの役を演じてきたが、「チャレンジ性が高く、不完全なキャラクターをぜひ演じてみたかった」と、今回の役柄について期待感を語っている。(翻訳・編集/Mathilda)
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