<人権>米中首脳会談前に中国が“善意”示す=陳光誠の母にパスポート発給―香港紙

Record China    2013年6月2日(日) 20時27分

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5月31日、香港紙・明報は記事「米中首脳会談前に中国が善意示す、陳光誠の兄・陳光福のパスポート申請が受理される」を掲載した。人権問題で米国に材料を与えないため、突然方針を転換したと専門家は指摘する。資料写真。

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2013年5月31日、香港紙・明報は記事「米中首脳会談前に中国が善意示す、陳光誠の兄・陳光福のパスポート申請が受理される」を掲載した。

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現在、米国に滞在している盲目の人権活動家・陳光誠(チェン・グワンチェン)氏。なかば亡命のような形で米国に移った陳氏は両親と会うことを望んでいるが、中国政府は母親や兄・陳光福(チェン・グワンフー)氏のパスポート申請を拒否してきた。米国のビザは発給が難しい、米国側からの招待状がない、戸籍上では陳氏との親族関係が認められないなどが理由とされてきた。

ところが5月末、当局は突然、態度を変えて申請を認めた。15日後にはパスポートが発給されるという。理由は明らかにされていないが、習近平(シー・ジンピン)国家主席の訪米を前に中国側が善意を示した、あるいは首脳会談でのやっかいごとを減らすための措置だったと専門家は分析している。(翻訳・編集/KT)

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