中国独自のGPS「北斗」、衛星打ち上げに成功―四川省西昌市

Record China    2007年4月14日(土) 16時34分

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2007年4月14日早朝、四川省西昌市の衛星発射センターからGPS衛星「北斗」を搭載した長征3号Aロケットが打ち上げられた。

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2007年4月14日早朝、四川省西昌市の衛星発射センターから長征3号Aロケットが打ち上げられた。ロケットには中国独自のGPS衛星「北斗」が搭載されている。

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関係者によると、今回打ち上げられたGPS衛星「北斗」(COMPASS-M1)は、中国独自開発のGPSシステム・「北斗」(COMPASS)計画の一角を担う衛星。「北斗」の打ち上げは2月3日に続き、2機目。高度2万1500kmの衛星軌道上に位置する。

衛星からの電波を受信し位置を測定するシステムは、アメリカのGPS・ヨーロッパのガリレオがあるが、北斗計画は中国独自の衛星位置測定システムの構築を目指すもの。今後も着々と衛星の数を増やし、2008年頃には中国とその周辺地区での使用が可能になる見込みだ。北斗計画以外にも、中国は月面探査計画を進めるなど、積極的に宇宙探査・開発に乗り出している。(翻訳/編集・KT)

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