<鳥インフル>中国人学者、華東地区に生息する家禽か野鳥が感染源と指摘―中国

Record China    2013年5月24日(金) 18時24分

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23日、中国で流行している鳥インフルエンザ(H7N9型)の感染源について、中国の学者はこのほど「中国華東地区に生息する家禽か野鳥」と断定した。写真は浙江省寧波市の養鶏場。

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2013年5月23日、中国で発生した鳥インフルエンザ(H7N9型)の感染源について、中国の専門家チームは華東地区の家禽(かきん)か野鳥だと指摘した。網易探索が伝えた。

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復旦大学公共衛生学院の熊成龍(シオン・チョンロン)氏と張志杰(チャン・ジージエ)氏らの研究チームはこのほど、これまで国内外の専門家が指摘していた鳥インフルエンザ(H7N9型)の感染源を「タンパク質HAタイプとNAタイプはそれぞれ中国と韓国の家禽」ではなく、「中国華東地区に生息する家禽か野鳥」だと発表した。

熊氏らの研究結果では、HAタイプについては「これまでの指摘通り」と認めたが、NAタイプはタンパク質のアミノ酸配列から、江蘇省洪沢湖のトモエガモに最も近いことが分かった。今回採取された鳥インフルエンザウイルスのなかにH7N3型のNAタイプが発見されたため、多くの学者が「韓国の鳥が感染源」としたが、熊氏らは「感染者が多数出た浙江省杭州市はかつてH7N3型の地だった。さらに江蘇省洪沢湖はH11N9型の分離地であったことから、NAタイプの感染源は韓国よりも中国華東地区の可能性がはるかに高い」と説明している。(翻訳・編集/本郷)

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