アジア最大?のゴースト遊園地がついに取り壊し、近隣住民の注目は次なる商機へ―本日の中国TOPニュース

Record China    2013年5月21日(火) 8時4分

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20日、東京ディズニーランドを超える規模の“アジア最大の遊園地”と銘打って建設を開始するもプロジェクトが中途でとん挫し、その後10数年も放置されていた中国の娯楽施設建設地が、まもなく解体作業を終了すると報じられた。

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2013年5月20日、東京ディズニーランドを超える規模の“アジア最大の遊園地”と銘打って建設を開始するもプロジェクトが中途でとん挫し、その後10数年も放置されていた中国の娯楽施設建設地が、まもなく解体作業を終了すると報じられた。北京晨報の報道。

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「世界で最も美しい廃墟」のひとつにも選出され、中国では“お化け屋敷”“廃墟の城”などとも呼ばれている「ワンダーランド・アミューズメント・パーク(沃徳蘭遊楽園)」は、1994年に北京市郊外で起工した巨大な遊園地である。当時、テーマパーク建設ブームに湧いていた中国でタイの不動産開発商レインウッド・グループが建設を申請し、地元政府が認可したこのプロジェクトは、123ヘクタールの土地に巨大な遊園地を造り、周辺に付帯施設として高級ホテルやショッピングモール、グルメ街などを併設する一大計画だった。しかし、1998年になるとその建設作業は中断。その理由は、地元政府が突如方針を変更し、環境保護を目的に大規模な森林開発を禁じたからとか、地元住民と土地の買収額で合意に至らなかったからとか言われている。その後、建設がストップしたまま十数年も放置されたままになっていたこの遊園地、一部の若者や外国人観光客の間で恰好の撮影スポットとして人気になり、最近では観光客や報道関係者の来訪が増えていたという。

確かに一面のトウモロコシ畑の中に、まるでヨーロッパの童話に出てくるようなかわいらしいお城(しかも廃墟)が立ち並ぶシュールな風景は、確かにある意味、貴重な観光資源であったかもしれない。

2012年9月にはじまった解体作業がまもなく終わり、その跡地に、この6月から大型ショッピングモールが起工するという噂がまことしやかに流れている。そんな情報を聞きつけた一部住民は、大勢の建設作業員を当て込んだ弁当屋などをすでに開業させているというから商魂たくましいものだ。(翻訳・編集/愛玉)

※<本日の中国TOPニュース>では、中国の大手主要ポータルサイトによるニュースアクセスランキングから、注目の一記事をピックアップする。本記事は2013年5月20日付の中国大手ポータルサイト・網易(NETEASE)のランキング5位の記事。

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