Record China 2013年5月18日(土) 10時40分
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16日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「小泉旋風の訪朝を模倣、安倍首相の頭越し外交に悩む米韓」を掲載した。本来は極秘裏に行われるはずだった飯島内閣官房参与の訪朝は、北朝鮮側のリークで暴露された。資料写真。
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2013年5月16日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「小泉旋風の訪朝を模倣、安倍首相の頭越し外交に悩む米韓」を掲載した。
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2004年5月、小泉純一郎首相(当時)は北朝鮮を訪問、日朝関係正常化と拉致問題解決について交渉した。7月の参院選を控えてのサプライズは選挙の勝利を後押しするものとなった。飯島勲内閣官房参与の北朝鮮訪問はその再来を狙ったものだろう。
しかし飯島参与の秘密訪問は北朝鮮側に利用され、「国際社会で孤立していない」ことを示す格好の宣伝材料とされた。米韓に事前連絡なしで特使を派遣した安倍首相の頭越し外交は米韓を悩ませる結果となっている。
今回の北朝鮮訪問のねらいは拉致問題が中心とみられる。北朝鮮は飯島参与を厚遇しており、大きな成果を挙げる可能性もあると日本メディアは分析している。しかし小泉訪朝同様、拉致問題と日朝国交正常化がセットで進展した場合、北朝鮮孤立化を目指す米韓の利益を損なう結果となることは間違いない。(翻訳・編集/KT)
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