Record China 2019年6月26日(水) 8時50分
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24日、中国のポータルサイト百度に、「F-22がJ-20のステルス能力を上回る時代は間もなく終わる」とする記事が掲載された。写真はJ-20。
2019年6月24日、中国のポータルサイト百度に、「F-22がJ-20のステルス能力を上回る時代は間もなく終わる」とする文章が掲載された。
文章は、現在世界では第5世代ステルス戦闘機に用いられるステルス技術がますます成熟しつつあるとする一方で、「遠赤外線レーダーに見つかる可能性があるという問題を克服できないでいる」とした。
そして、以前シリアの戦場でロシアのSu-35戦闘機が遠赤外線レーダーを使って米国のF-22ステルス戦闘機のロックオンに成功する事例が起きたと紹介。「これはF-22が飛行中に電子設備、エンジンそして激しい摩擦を起こす部分から放出された熱エネルギーを遠赤外線レーダーが捉えたことによるものだ」と解説している。
その上で「わが国は赤外線ステルス材料開発でブレイクスルーを果たした。この材料を戦闘機に用いると、電子設備やエンジン、激しい摩擦によって生じるエネルギー信号を効果的に低減するのだ」とし、「この材料をステルス技術を組み合わせることで、中国のJ-20戦闘機は世界のあらゆるレーダーから身を隠す能力を身に付けることになる」と主張した。
文章は、「米国がまだこの材料を開発していないことは明らかであり、J-20への利用に成功すれば、そのステルス性能はF-22やF-35などの第5世代戦闘機の上を行くことになる」と説明。その一方で、現時点では熱の放出に関する大きな技術面での課題も存在するため、すぐにJ-20に用いることはできないとしている。(翻訳・編集/川尻)
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