個人消費と輸出がけん引、日本のGDPが過去1年で最大の伸び―米メディア

Record China    2013年5月17日(金) 15時53分

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16日、個人消費者と輸出の増加が後押しとなり、日本における上四半期の経済成長率が過去1年で最大の伸びを見せた。写真は東京ソラマチ。

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2013年5月16日、新浪財経によると、米ブルームバーグは日本における上四半期の経済成長率が過去1年で最大の伸びを見せたと伝えた。第1四半期の企業投資は2011年3月の震災以降最低の水準となったが、個人消費者と輸出の増加による効果が企業の投資不振を上回ったかたちとなった。

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内閣府が16日に発表した1−3月期の実質GDP(国内総生産)は年率換算3.5%の高成長となった。GDPの60%を占める個人消費は0.9%増え、第1四半期経済成長率への寄与度は2.3ポイント。物価変動の影響を除いた名目GDPは1.5%成長で、こちらも過去1年間で最高の水準となった。

個人消費を中心として安倍首相と黒田日銀総裁による通貨再膨張の経済政策が効果を表したとされるが、その一方で企業は慎重な姿勢を維持している。しかし、この6カ月で日本円がドルに対し20%の円安となっていることで企業の収益を後押ししており、これに安倍政権による金融緩和政策も加わり、日本企業の投資が好転する可能性は高いとみられている。(翻訳・編集/岡田)

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