<台湾漁船銃撃事件>「誠意が感じられない!」馬総統フィリピンに制裁措置―台湾メディア

Record China    2013年5月15日(水) 13時0分

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15日、台湾メディアによると、フィリピン公船の銃撃に遭い、台湾漁船の乗組員が1人死亡した事件に関して、馬英九総統は同日午前に開いた会議で、フィリピンに対し3項目の制裁措置を行うと発表した。写真は13日、台北のフィリピン代表事務所前で抗議する台湾漁民。

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2013年5月15日、台湾・中央社の報道によると、フィリピン公船の銃撃に遭い、台湾漁船の乗組員が1人死亡した事件に関して、台湾の李佳霏(リー・ジアフェイ)報道官は、馬英九(マー・インジウ)総統が同日午前に開いた会議で、フィリピン政府の誠意が感じられず、対応に対して不満の意を表し、同国に対し3項目の制裁措置を行うことを決めたと発表した。環球時報が伝えた。

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台湾は11日にフィリピンに対し、「正式な謝罪」、「賠償」、「事件の調査及び犯人への厳しい懲罰」、「台湾・フィリピンの漁業協議に関する話し合い」の4項目を要求。その台湾の要求に対しフィリピン政府の対応が不十分で誠意が感じられないとし、馬総統は、フィリピン人の就労申請の凍結や在フィリピンの台湾代表の帰還及び、在台湾のフィリピン代表の帰国の3項目となる制裁措置を実施。

李報道官によると、馬総統は会議で「仮にフィリピン政府から15日午後6時(現地時間)までに、台湾の4つの要求に対し満足行く答えが得られない場合は、2度目で8項目にわたる制裁措置を実施する」と発言したという。(翻訳・編集/内山

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