日台漁業協定の運用開始、台湾漁船が初操業=「さらなる権利獲得を」と漁民は期待―台湾

Record China    2013年5月11日(土) 14時30分

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10日、中国新聞網は記事「釣魚島近隣海域の新漁場開放、台湾漁民は問題が減ることを望む」を掲載した。4月に調印された日台漁業協定の運用が始まり、10日、台湾漁船は開放された海域での初操業を行った。資料写真。

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2013年5月10日、中国新聞網は記事「釣魚島近隣海域の新漁場開放、台湾漁民は問題が減ることを望む」を掲載した。

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台湾中央通訊社によると、10日から日台漁業協定の運用が開始。台湾漁船が新たに認められた海域での操業を始めた。以前はマグロやサメ、カジキなど高級魚が多いこの海域で台湾漁船が操業し日本に拿捕(だほ)される事件が相次いでいたが、台湾漁民からは「我々の伝統的な漁場をなぜ使えないのだ」との不満が相次いでいた。

今年4月に調印された協定により、約4530平方キロメートルの海域で台湾漁船の操業が許されるようになった。台湾の漁民たちは「完全に満足してはいないが、受け入れられるもの」と評価。今後の交渉でさらに権利を獲得し、問題が減ることを期待している。(翻訳・編集/KT)

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