カシミール地方での中国・インド両軍の対峙、同時撤退で緊張緩和が実現―海外メディア

Record China    2013年5月6日(月) 13時37分

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6日、シンガポールの華字紙・聯合早報は、国境付近でにらみ合いを続けていた中国・インド両国軍が同時に撤退し、緊張が続いていた状況が20日ぶりに一段落したと報じた。資料写真。

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2013年5月6日、シンガポールの華字紙・聯合早報によると、国境付近でにらみ合いを続けていた中国・インド両国軍が同時に撤退し、緊張が続いていた状況が20日ぶりに一段落した。新華網が伝えた。

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両国軍のにらみ合いは、中国軍が4月15日、両国が領有権を争うカシミール地方のインド側支配地域ラダック地区へ侵入し、キャンプを設営したことに起因する。インド軍は直ちに反応し、中国軍から約300m離れた場所にキャンプを張り、以後両国軍のにらみ合いが続いてきた。

BBCは、両国軍の5月4日、5日の2日間にわたる会談や両国の集中的な外交活動などの後、5日に両国軍が同時に撤退し、緊張が続いてきた“テントの対峙”は終了したと報じた。

また、ロイターは、インド北方軍区関係者の話として、「インド軍は4月16日にキャンプを設営した場所から約1km後退した。中国軍がどれだけ後退したかは定かではない」と報じている。(翻訳・編集/HA)

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