Record China 2013年5月2日(木) 13時34分
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1日、日本政府が先月28日に催した「主権回復の日」式典で天皇・皇后両陛下に対する万歳三唱が起きたことに対し、中国国営テレビ局は報道番組で東京に駐在する同局記者に解説を求め、その真意を探った。写真は番組動画のキャプチャー。
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2013年5月1日、日本政府が先月28日に催した「主権回復の日」式典で天皇・皇后両陛下に対する万歳三唱が起きたことに対し、中国国営テレビ局・中央電視台(CCTV)は報道番組で東京に駐在する同局記者に解説を求め、その真意を探った。
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主権回復の日式典では、閉式の辞が終わった直後に会場内から「天皇陛下万歳」のかけ声が起き、壇上の安倍晋三首相や麻生太郎副総理もこれに続いた。これについて、菅義偉官房長官は30日の記者会見で「式典が全て終わってからの出来事」「自然発生的に起こったこと」として問題ないとの見解を示している。しかしその一方で、内閣府による「政府インターネットテレビ」はこの模様を配信する際、「天皇陛下、万歳」から「天皇陛下」の音声を消去していたことが指摘されている。内閣府はこれを「意図的な編集ではない」と説明している。
一連の出来事について、中央電視台(CCTV)の報道番組「東方時空」は、「日本の首相が『天皇万歳』と発言するのは、日本では正常なことなのか?一般にはどのような状況下でこのような行為が行われるのか?」と疑問を投げかけた。これに対し、同局の駐東京記者は「万歳三唱は戦前の国会(帝国議会)では慣例として行われていたが、現在においてはまったく正常さを欠いた行為と言える」と解説。政府の配信動画が「天皇陛下」の文言を削除した措置についても、「日本政府がこれを不適切と認識していたことの表れ」とした。
また、最近の安倍首相の一連の“保守的な行為”については、日本国内でも「意図的なパフォーマンスであり、警戒すべき」との声が挙がっていると紹介した。(翻訳・編集/愛玉)
※<本日の中国TOPニュース>では、中国の大手主要ポータルサイトによるニュースアクセスランキングから、注目の一記事をピックアップする。本記事は2013年5月1日付の中国大手ポータルサイト・網易(NETEASE)のランキング6位の記事。
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