LINEやWe Chatなどアジア発のチャットアプリ、Facebookなど既存SNSの牙城崩すか―英紙

Record China    2013年5月1日(水) 19時30分

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29日、スマートフォン市場において、アジア発のコミュニケーションアプリがこれまで人気だった既存SNSを猛追している。写真はWe Chatの利用画面。

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2013年4月29日、スマートフォン市場において、アジア発のコミュニケーションアプリがこれまで人気だった欧米発の既存SNSを猛追している。中国のチャットアプリ「We Chat(微信)」や韓国の「カカオトーク(Kakao Talk)」、さらに日本の「LINE」などが急速に利用者を増やしている。英公共放送BBCの中国語サイトが紹介した。

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アジア発のアプリはいずれもメッセージ機能を重視したもの。特にテキストでは表現しきれないような感情を表す絵文字やスタンプが豊富にそろえられているのが特徴で、これが爆発的なユーザー増の理由となっている。LINEは1億4000万人、We Chatは公称3億人のユーザーを抱えており、「寝るとき以外はずっと使っている」という若年層ユーザーも少なくない。

アジア発のチャットアプリの急成長について、英調査会社・オーバムのアナリスト、ネハ・ダーリア氏は「世界的ヒットに至る勢いは予想を超えるものだ」と指摘した。サービス開始後はそれぞれの国内だけでなく、国際市場でも急成長し、欧米の競合をも脅かしているという。こうしたアプリの成長に世界的シェアを持つ米Facebook社も危機感を持つようになっており、チャット機能を強化したアンドロイド向けアプリ「Facebook Home」を配信し始めている。(翻訳・編集/岡田)

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