「韓国とは雲泥の差」「長生きできなそう」くら寿司の新たな試みが韓国でも話題に

Record China    2019年6月5日(水) 17時50分

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4日、回転ずし大手の「くら寿司」が年収1000万円の新卒募集を発表したことが韓国でも注目を集めている。写真はくら寿司。

2019年6月4日、回転ずし大手の「くら寿司」が年収1000万円の新卒募集を発表したことが韓国でも注目を集めている。

韓国・ソウル経済などは、くら寿司が先月31日に発表した来年度の新卒採用で、初年度から年収が約1000万円となる幹部候補生10人を募集したことを伝えている。これは最近、AIなど先端分野の専門性の高い人材の確保に向け、初年度の年収を最大で通常の2割高いおよそ730万円に引き上げる決定を下したソニーを上回る水準だという。

一般の職員220人とは別に採用される「年収1000万円」の新入社員になる資格に国籍は不問。26歳以下でTOEIC800点以上、海外で営業できるレベルの英語力を身につけていればよい。採用2年目からは本人の能力と実績によって年俸調整が行われ、長期的に海外での子会社を経営する人材に育てていく狙いがあるという。

韓国では若者の就職が深刻な問題になっているため、韓国ネット上では「ヘル朝鮮(地獄の韓国)とは雲泥の差」「大企業だからって安定的で幸せだとは限らない。こういう考え方はかっこいい」との嘆きが寄せられている。

一方で「そんなにやすやすと入れると思う?」など難易度の高さを指摘するコメントや、「日本と韓国じゃ経済規模からして違う。それに日本は好景気だから年収も上がってるのだろう。韓国はまずは経済から何とかすべき」と冷静に分析するコメントも寄せられている。

その他にも「お給料をそんなにもらったらプレッシャーで長生きできなさそう」「それなのに日本はバイト天国」「それならソニーに入って仕事をしながら年収を上げた方がよくない?」など、さまざまな意見が出ている。(翻訳・編集/松村)

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