Record China 2019年6月4日(火) 13時20分
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米国防総省が1日発表した「インド太平洋戦略報告書」で中国を「修正主義大国で国際システムを破壊」と非難した問題をめぐり、中国外交部の耿爽報道官は3日、「受け入れられない」と不快感を示した。写真は中国外交部。
米国防総省が1日発表した「インド太平洋戦略報告書」で中国を「修正主義大国で国際システムを破壊」と非難した問題をめぐり、中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は3日、「受け入れられない」と不快感を示した。
この日の定例記者会見で中国側の見解を求められた耿報道官は、「いわれのない非難であり、完全に受け入れは不可能。いわゆる『修正主義大国』や国際システムの破壊というレッテルは中国に貼られるものではない」と発言。「中国は終始、国際秩序の擁護者だ」と述べ、「国連憲章」の趣旨と原則を核心とする国際秩序と国際システムを引き続き守るとの考えを示した。
耿報道官はまた、米国について「やたらと規則、秩序と言うが、行動上は一国主義、保護主義、いじめ主義を実行している」と主張。パリ協定などからの離脱に言及した上で、「米国は世界貿易機関(WTO)の重要メンバーでありながら多国間貿易ルールに公然と背き、関税というこん棒を頻繁に振り回している。国際ルールや国際機構について『合えば利用し合わなければ捨てる』ということをするのは誰なのか、国際社会ははっきりと分かっている」と指摘した。(野谷)
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