人民網日本語版 2019年6月4日(火) 5時20分
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米電気自動車(EV)大手のテスラ社は5月31日、中国上海の「ギガファクトリー」で「Model 3」の標準モデル「スタンダードレンジプラス」の生産を開始する予定であることを発表してその車両予約を正式に開始した。
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米電気自動車(EV)大手のテスラ社は5月31日、中国上海の「ギガファクトリー」で「Model 3」の標準モデル「スタンダードレンジプラス」の生産を開始する予定であることを発表してその車両予約を正式に開始し、同日から消費者はテスラ中国の公式サイトにアクセスするかテスラ直営体験センターに足を運んで、問い合わせや予約をすることが可能となった。テスラ中国製「Model 3」標準モデル「スタンダードレンジプラス」の航続距離は460キロ(NEDC推定値)、販売価格は32万8000元(約524万8000円)で、納車時期は6-10カ月後の予定だという。
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現在、テスラ中国の公式サイトにアクセスすると、「Model 3」の画面ですでに予約が可能となっている。公式サイトによると、「Model 3」標準モデル「スタンダードレンジプラス」はテスラ中国製の販売価格が32万8000元、輸入車の販売価格が37万7000元(約603万2000円)となっている。パーツの違いにより、「Model 3」の最高スペックモデルである「パフォーマンス」は52万2000元(約835万2000円)となっており、納車時期は6-10カ月後と表示されている。
「Model 3」の最大の特徴の一つは、従来の自動車に装備されている計器パネルや一部ボタン、スイッチを取り払い、さらには空調の送風口すらコンシールド式設計を採用していることだが、この点はテスラ中国製の「Model 3」も同様となっている。車内のボタンや各機能は15インチのタッチスクリーンにまとめられている。このスクリーンには、ナビゲーションマップやマルチメディア、ネットワーク相互接続、自動操舵補助システムである「Autopilot」などの機能が集中している。
今年1月7日、テスラ・ギガファクトリー(1期)工事が正式に上海の臨港地区で着工した。これは国が新エネルギー車完成車製造業の外資出資率比率制限を撤廃する政策を打ち出した後初の外国企業100%出資プロジェクトであり、上海で史上最大の外資による製造業プロジェクトでもあった。
今年4月現在で、テスラ上海工場は杭打ち基礎施工が完了し、工場棟の鉄骨構造組み立て作業が開始されている。5月には関連工事建設がほぼ完了し、生産設備が正式に搬入・据付の予定で、年末には一部の生産ラインで量産が実現する見通しとなっている。(提供/人民網日本語版・編集/AK)
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