シャンシャンの返還期限延期を喜ぶ日本人、「うれしくて涙が出る」との声も―中国メディア

Record China    2019年6月1日(土) 15時30分

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環球時報は5月31日、上野動物園で飼育されているジャイアントパンダのシャンシャンを中国に返還する時期が延長されたことに、日本国内から喜びの声が出ていると報じた。写真はシャンシャン誕生当時の上野・アメ横。

環球時報は2019年5月31日付で、上野動物園で飼育されているジャイアントパンダシャンシャン(香香)を中国に返還する時期が延長されたことに、日本国内から喜びの声が出ていると報じた。

記事は、2017年6月に上野動物園で生まれたシャンシャンについて、中国と東京都の間で「月齢が24カ月に達したら中国に返還する」という合意が結ばれていたと紹介。このため、早ければ今年の6月12日に中国に戻る可能性があったことから、返還時期の延長を求めて都が中国側と交渉を行っていたと伝えた。

そして、小池百合子東京都知事が5月31日の記者会見で、シャンシャンの返還時期を来年12月末にまで延長することで中国側と合意に達したことを発表し、「延期できたことは非常にうれしい。市民もシャンシャンが大好きで、多くの人がシャンシャンに会うために上野に足を運んでいる。今後も人びとに愛されながら、すくすくと成長してほしい」と語ったと紹介。

その上で「この情報を知った日本のネットユーザーが、喜びの声を上げている」として、「またシャンシャンに会える!」「来月でお別れだと思っていた。またかわいいシャンシャンに会うことができるのはうれしい」「延期の情報を聞いて、あまりのうれしさに泣きそうになった」といったコメントを伝えた。

記事は、シャンシャンが生まれた当時、日本では各大手メディアがこぞって報道し、市民も生まれたばかりのパンダの赤ちゃんを一目見ようと長い行列を作ったほか、動物園も特別に中継映像を配信するなど、「シャンシャンフィーバー」が起きたことも伝えた。(翻訳・編集/川尻

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