カンニングや試験問題の売買から教授の買収まで、目立つ中国人留学生の校則違反―米国

Record China    2013年4月27日(土) 12時20分

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25日、米国に留学する中国人の増加に伴って、カンニングや試験問題の販売など、一部の中国人留学生による校則違反が目立つようになった。資料写真。

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2013年4月25日、米華字紙・僑報によると、米国に留学する中国人の増加に伴って、カンニングや試験問題の販売など、一部の中国人留学生による校則違反が目立つようになった。中には、親と共に数万ドルの資金を持参し、教授を買収しようとした学生さえいたという。中国新聞社が伝えた。

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アリゾナ大学・中国学生学者連合会で指導教師を5年近く務める雷宏(レイ・ホン)副教授は「一部の中国人留学生は学業に対する道徳観念が欠けており、カンニングしたり、試験問題を売買したりしている。中には、数万ドルを携えて親と一緒に教授を訪ね、買収しようとした学生さえいた」と語った。こうした事態に対し、米国人学生らは賛同できないとの態度を示しているものの、一部の中国人留学生は「大したことではない」と認識しているという。

雷副教授は「留学生のレベルや素養はそれぞれ異なっている」とした上で、「最も心配なのは、一部の中国人留学生の悪いイメージによって、中国人留学生全体が問題のあるグループとみなされてしまうことだ」と指摘した。ネット上ではすでに、米国各大学の教授たちによって「今日の中国人学生」という専門のスレッドが立てられ、様々な内容が討論されているという。

ロサンゼルスにある中国総領事館の陳准民(チェン・ジュンミン)参事官は「中国人留学生が校則を順守しない件は耳にしたことがある。しかし、これらは、米国の有名大学では学術に対する雰囲気が厳格で、カンニングなどがめったに発生しないという“土壌”に関連している」とし、あくまで少数の事件と断った上で、「米国の大学がお金のために学術の敷居を下げることには反対である」と語っている。(翻訳・編集/HA)

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