Record China 2019年5月30日(木) 8時10分
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29日、中国紙・環球時報は、川崎市で起きた無差別殺傷事件に関連し、中国系日本人から「日本暮らしは疲れる」との声が上がっていると伝えた。写真は東京。
2019年5月29日、中国紙・環球時報は、川崎市で起きた無差別殺傷事件に関連し、中国系日本人から「日本暮らしは疲れる」との声が上がっていると伝えた。
記事はまず、川崎市で28日午前、50代の男がスクールバスを待つ小学生や保護者らを次々と刃物で刺し、2人が死亡して16人が負傷したほか、男も自殺を図り死亡する事件が発生したことを紹介した。
さらに、「登下校の全てを見守ることは極めて困難。子どもたちをどう守るか、改めて問われている」とする東京新聞の28日付報道を引用し、2001年に大阪府で児童8人が殺害された事件以降、文部科学省は学校の安全対策を強化し、ボランティアやPTAによる通学路の見守り活動も広がり、警察庁によると、昨年末の全国の防犯ボランティアは約4万7000団体に上ること、それでも通学路や帰宅後には目が行き届かない「死角」が生じ、05年には栃木県で小1女児が下校中に行方不明となり殺害される事件が発生し、神戸市でも14年に小1女児が学校から帰宅後に外出して殺害されたことなどを紹介した。
その上で、ある中国系日本人の声として「日本暮らしはとても疲れる。地震や津波への備えだけでなく、高齢者の危険運転や社会に復讐する人にも用心しなければならない」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)
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