中国人の幸福指数はリビアにも及ばない?―中国メディア

Record China    2019年5月30日(木) 16時10分

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27日、北京日報は、「中国の幸福指数はリビアより低い」という言論に対して、「西側諸国が中国をおとしめるための詭弁(きべん)だ」と反論した。写真はリビアの首都トリポリ。

2019年5月27日、北京日報は、「中国の幸福指数はリビアより低い」という言論に対して、「西側諸国が中国をおとしめるための詭弁(きべん)だ」と反論した。

先日行われた中国とカナダの関係についてのシンポジウムで、駐カナダ中国大使の盧沙野(ルー・シャーイエ)氏は「一部の西側関係者は中国をウォッチする際に、総じて色眼鏡をかけている。例えば、米調査会社ギャラップの報告では、リビアの幸福度ランキングが中国よりはるか上にされていた」と語った。

記事は「幸福かそうでないかは、リビア国民が判断すること。リビアの情勢が厳しくなったことには、西側諸国が関係している。一部の西側国家が民主や自由を掲げてリビアを底なし沼に押し込んだ。そして、今度は幸福のレッテルを掲げて、中国を踏みにじろうとしている」と主張した。

また、「近代以降の世界は西洋化に偏っており、中国は異端とみなされてきた」と説明。「現在、急速に台頭した中国に対して西側諸国は依然としてカビ臭さを放つ古めかしい優越感を捨て去ることができず、『中国脅威論』『中国崩壊論』『新帝国主義』などというレッテルを貼りつけて中国をおとしめているのだ」と論じた。

記事は「中国人にとって、このような『幸福度調査』は反論するにも値しない」と主張。「自信と寛容さは国の強い実力の表れである」とし、「われわれは、ネガティブキャンペーンに対してもちろん事実に基づき道理を説く必要があるとともに、それ以上に地に足を着けて着実に発展していくことが肝要だ。強い実力さえあれば、つまらない雑音も自然に雲散霧消するのである」としている。(翻訳・編集/川尻

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