<中国旅游>元気な1日を始めよう―中国の朝食

Record China    2013年4月20日(土) 15時42分

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19日、近年になって中国の食生活にもだいぶ変化が出てきたが、それでも伝統的な朝食は依然として食卓の定番である。今回は中国ユニークな朝食をご紹介する。

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2013年4月19日、中国には古くから「食をもって民の天となす」という言い方がある。そんな中国のスタンダードな朝食メニューは麺類、包子(パオズ)、豆乳、油条(中国式揚げパン)、ワンタン、煎餅(中国式クレープ)、お粥など様々な種類が挙げられる。「1日の計は朝にあり」と言わんばかりに、朝食はただお腹を満たすためだけのものではなく、生活の質の向上とも緊密に関わっているので、きちんと食べなければならないと多くの人が考えている。近年になって中国の食生活にもだいぶ変化が出てきたが、それでも伝統的な朝食は依然として食卓の定番である。今回は中国のユニークな朝食をご紹介する。

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中国の朝食メニューは南部と北部でだいぶ異なる。一般的に、北部では主に小麦粉を原料としたものが多い。マントウ(中国式蒸しパン)、麺餅、麺などがその代表。それに対し、南部は主に米を原料としたものが多い。お粥、米線(ライスヌードル)、もち米入り焼売(シューマイ)がその代表だ。具体的に、その主なメニューを見てみよう。

■人気ナンバーワンは豆乳と揚げパンのセット

油条(ヨウティアオ)と呼ばれる中国式揚げパンは小麦粉を練って棒状にし、油で揚げたもの。サクサクした油条を温かい豆乳に浸すと、タップリと豆乳を吸い込んでフワフワとやわらかくなり、じんわりとおいしい。元気のない朝でも胃に優しく、腹が癒される。豆乳の代わりに、お粥と油条の組み合わせも少なくない。

■あっさり、のど越しが最高の米線(ライスヌードル)

米線(ミーシエン)は喉越しが滑らかで、ツルツルと食べられる。特に、雲南省を中心とした南西部で圧倒的な人気である。あっさりとしたスープに茹であがった米線を入れ、辛く炒めたひき肉や独特の香辛料、香菜(コリアンダー)などをのせて食べる。それぞれの好みによって、野菜、エビ、つみれ、ハム、刻んだ漬け物などもトッピングする。

■包子(バオズ)

小麦粉生地の中に具やあんを包み、通常は半球形に成形し、せいろで蒸して作るもの。ポピュラーな具はひき肉、刻んだ野菜や漬け物、小豆あんなど。特に有名なものに広東省の叉焼包(チャーシュー入りパオズ)、南京の灌湯包(スープ入りパオズ)、上海の小籠包(ショウロンポー)、天津の狗不理包子(“犬も食わない”パオズ)がある。ほかほかの湯気をたてる包子にはお粥の組み合わせがスタンダード。

中国の朝食は外食であることが多く、出勤前の時間帯の街頭にはさまざまな屋台が並び、歩きながらせわしなく朝食をとる人々の姿がよく見られる。

※本記事は楽旅中国(らくたびチャイナ)の特別提供。楽旅中国は、中国青年旅行社(CYTS)傘下で展開する中国旅行専門の日本語オンラインサービスです。

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