ボストン爆弾テロ、居合わせた中国人実業家「何かの事故だと思った」―中国メディア

Record China    2013年4月16日(火) 23時54分

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16日、米ボストン・マラソンで起きた爆発事件で、ゴール近くで観戦していた中国不動産開発大手・万科グループの王石会長が発生当時の様子を生々しく語った。写真は王会長。

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2013年4月16日、中国中央テレビ(CCTV)の公式サイト・央視網によると、米北東部マサチューセッツ州ボストン市のボストン・マラソンで起きた爆発事件で、ゴール近くで観戦していた中国不動産開発大手・万科グループの王石(ワン・シー)会長が発生当時の様子を生々しく語った。以下はその概要。

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事件は参加者の多くが走り終えるころに起きた。私はゴール近くにいて中国人選手を待っていたが、突然右側でタイヤが破裂するような音が上がった。爆発音はそれほど大きくなかったけれど、直後に煙が高く上がった。物が燃えたり、火が上がるのは見えなかったので「何か事故があったのだろう」と思った。私の感覚では数秒後、今度は左側でさっきより大きな音がして、白い煙が広がった。「これは事故ではない、テロだ」と思った時、サイレンが聞こえ、観衆が騒ぎ始めた。

私は台の上でレースを見ていたが、とっさに膝をつき、爆発音が聞こえなくなってからその場を離れた。そのころにはパトカーや救急車が現場に到着し、警官らが人々を避難させるため指揮をとっていた。私自身それほど恐怖は感じなかった。ホテルに戻り、ニュースを見て詳細を知ったんだ。(翻訳・編集/AA)

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