中国EVメーカーBYDが日本で成功した秘けつ―中国メディア

Record China    2019年5月24日(金) 15時0分

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22日、中国メディアの経済参考報は、中国の電気自動車(EV)大手のBYD(比亜迪)が日本で成功した秘けつについて分析する記事を掲載した。写真はBYDのロゴ。

2019年5月22日、中国メディアの経済参考報は、中国の電気自動車(EV)大手のBYD比亜迪)が日本で成功した秘けつについて分析する記事を掲載した。

記事はまず、BYD製電気バス3台を導入した尾瀬国立公園内シャトルバスの運行が今月18日に始まったことを紹介し、「同社が日本で電気バスを納車するのは京都、沖縄、岩手に続いて4度目となる」「同社によると、日本の公共電気バスの3台に1台が同社製だ」などと伝えた。

その上で、「BYDは現状に満足することはない」とし、今年3月25日には日本仕様車として開発を進めてきた小型電気バス「J6」の予約受付を開始し、東京五輪前の2020年春から納車を行うこと、2024年までの5年間で1000台の販売を計画していることなどを伝えた。

記事は、J6について「コンパクトサイズ(長さ6.99メートル、幅2.06メートル、高さ3.1メートル)で、低床設計になっており、日本の高齢化社会のニーズを満たし、日本の狭い道でもスムーズに通行することができる」とした。販売価格は1950万円(税別)で、日本での同サイズのディーゼルエンジンバスと同水準だという。

アジア太平洋自動車販売事業部の劉学亮(リウ・シュエリアン)総経理によると、同社は今後、日本市場向けに、電気バスのほか、トラック・フォークリフトなどのEV車種や、多種の太陽エネルギー製品、エネルギー備蓄製品などを投入する計画だという。(翻訳・編集/柳川)

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