「自動車代金の支払いは絶対に硬貨で!」=従業員16人が3日がかりで数える―中国

Record China    2019年5月24日(金) 19時20分

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中国のネット上でこのほど、自動車代金として受け取った大量の硬貨を複数の従業員が床で数える動画が話題を呼んだ。

中国のネット上でこのほど、自動車代金として受け取った大量の硬貨を複数の従業員が床で数える動画が話題を呼んだ。

北京青年報によると、動画の撮影場所は河北省滄州市にある自動車販売店。フォルクスワーゲン「パサート」の代金の一部として13万元(約200万円)余りの硬貨を持ち込んだのは食品関係の商売を営む男性客だ。

店の販売担当者は同紙の取材に、「このお客様は19万元(約300万円)前後のパサート購入を希望しておられました。支払いには絶対に硬貨を使いたいとのことで、他のお店では契約が成立しなかったのです」と話し、「銀行に預けようともされましたが、銀行が計算のために開設できるとした窓口は一つだけ。購入を急いでおられたお客様は同意されませんでした」と説明。さらに、今月18日に男性が車で3往復して硬貨を持ち込んだことや、男性自身も正確な額を把握していなかったことを明らかにした。店側で先に硬貨を数え、差額を別の方法で支払ってもらうことにしたのだという。

同紙によると、1元(約16円)硬貨13万枚は800キロを超える重さになる。16人体制で3日近くかけて数えた結果、1元硬貨は13万1492枚あったそうだ。これに対し、ネット上には「そんなに急いで自動車購入?。急いでて硬貨使う?」「自動で計算してくれる機械があるのでは」といった声が寄せられている。(翻訳・編集/野谷

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