深まる米中の不信感、「中国の成長を米国が阻害」と疑念―米紙

Record China    2013年4月15日(月) 11時32分

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11日、中国は、米国が中国の成長と大国となることを阻害しようとしているのではないか、と疑いの目を向けていると専門家が指摘している。資料写真。

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2013年4月11日、米クリスチャン・サイエンス・モニター紙によると、米ケリー国務長官が北朝鮮問題への対応を話し合うため中国北京を訪れたが、それ以外に、不信感が深まりつつある米中関係の潜在的リスクを解決するためにも時間を割くのではないか、と米中両国の専門家が予測している。13日付で環球時報が伝えた。

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米中関係は貿易やネット上でのスパイ活動など様々な面であつれきが生じているが、米シンクタンク・ブルッキングス研究所のケネス・リバソール上級研究員は、そうしたあつれきはある程度制御可能だとし、問題は両国間に生まれつつある不信感だと指摘した。

米戦略国際問題研究所(CSIS)の中国問題を専門とするボニー・グレイザー氏は、米国側は中国が軍事力を行使しようとしていることを懸念しており、中国側は米国が中国の成長と大国となることを阻害しようとしているのではないかと疑いの目を向けている、としている。

米国の国家安全保障問題の大統領補佐官は以前から新たな大国同士の関係を築き相互の信頼を促進させる必要があることを指摘しており、中国国際問題研究所米国研究部の専門家も両国双方が同じ目線で語り合うことを必要性を指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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