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10日、中国は現在も南シナ海領海において巡視船を航行させており、中国漁船もフィリピン漁船を阻止して漁を行っている。写真は中国南部海南省の漁港。
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2013年4月10日、米国の軍事専門サイト「ストラテジー・ページ」によると、中国は現在も南シナ海領海において巡視船を航行させている。昨年フィリピンとの緊張が高まった際、中国巡視船は一時撤退したものの、まもなくスカボロー礁(中国名・黄岩島)へ再来。現在、中国漁船もこの海域で漁を行うばかりでなく、網とロープなどで衝立をつくり、フィリピン漁船の通行を阻止している。11日付で多維新聞が伝えた。
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同サイトは「中国はスカボロー礁について領有権を主張しているものの、未だ武力対立には至っていない。現在中国は漁船保護を目的とした巡視船を航海させ、自国の漁民を保護している」と分析。「中国軍艦がフィリピン領海沖で軍事演習を行う頻度はますます多くなっており、明らかにフィリピンを威嚇している。フィリピン側は激怒しているものの、軍事力の差があるために、近隣諸国や米国と協力することで国益を守ろうとしている。だがこれは今のところ効果はない」とした。(翻訳・編集/YM)
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