朝鮮半島で戦争勃発の可能性高まる、中共党校教授が指摘―中国

Record China    2013年4月11日(木) 13時33分

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10日、挑発的な行動を繰り返す北朝鮮情勢について、朝鮮半島で戦争勃発の可能性が高まっていると中国の党幹部養成学校教授が指摘している。資料写真。

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2013年4月10日、国際在線によると、北朝鮮アジア太平洋平和委員会の報道官は9日、朝鮮中央テレビを通じて、朝鮮半島情勢は熱核戦争の前夜にあるとして、韓国のすべての外国機関や企業、旅行者に避難を呼びかける声明を発表した。いったん導火線に火がつけば全面戦争に発展することとなり、そうなれば北朝鮮は「容赦なく報復する」としている。

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韓国メディアが9日に報じたところによれば、北朝鮮の東部沿岸に移動した中距離ミサイル「ムスダン」の発射準備がすでに完了しており、技術的にはいつでも発射することが可能な状態になっていることが、韓国側の監視から明らかになっている。

中国の党幹部養成学校である中国共産党中央党校国際戦略研究所の張●瑰(ジャン・リエングイ、●は王偏に連)教授は、現在の状況から判断すると、北朝鮮が弾道ミサイルを発射する可能性は極めて高いとし、中長距離ミサイルの発射と新たな核実験を行う可能性があると指摘している。

また、朝鮮半島情勢は非常に緊迫したものとなっており、北朝鮮のミサイル発射に対して米日韓が直接的な対応に出る可能性もあるとして、軍事衝突が発生する可能性も指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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