ミサイル発射の緊張の中、中国・北朝鮮を結ぶ定期バスは平常通り運行―中国メディア

Record China    2013年4月11日(木) 12時1分

拡大

10日、北朝鮮の弾道ミサイル発射が予想され緊張が続くが、北朝鮮・羅先市と中国・延吉市を結ぶ定期バス路線は平常通り運行されている。写真は羅先港。

(1 / 6 枚)

2013年4月10日、中国新聞社によると、北朝鮮と中国を結ぶ定期バス路線は弾道ミサイルの発射が予想され緊張が続く10日現在も平常通り運行されている。

その他の写真

吉林省延辺朝鮮族自治州に属する延吉市から、北朝鮮の北東部に位置する羅先市までは約200km離れている。羅先市には両国が共同で開発・管理している羅先経済貿易区があり、観光やビジネスのため両国を往来する人が日々増加している。羅先市に通ずる中国側の唯一の出入国管理窓口・圏河の通過人数は、10年が16万3000人、11年が23万2000人、12年は30万人以上になっている。

延吉市と羅先市を結ぶ定期運行バス路線は中朝両国の4企業が共同で運営しており、12年8月に仮営業が始まった。全長約200kmの路線のうち、約100kmは高速道路が整備されているが、国境での出入国手続きなどに1時間近く要するため、片道約4時間かかる。

バス路線の開業以来、バス運転手を務めている孫(スン)さんは、北朝鮮が10日に弾道ミサイルを発射する可能性が高いとのうわさを聞いて、乗客が減ると思っていた。しかし実際には、朝6時30分発のバスの乗客は、前日よりも6人も多かった。乗客の1人も「ミサイル発射のうわさの影響で、客は自分1人だけだろうと思っていたが、こんなに多くの客がいるとは」と驚いていた。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携